IOCバッハ会長(トーマス・バッハ)の国籍や経歴は?なぜ来日にこだわる?

2020年に開催される予定だった東京五輪(オリンピック)。

2021年に延期となりましたが、依然として世界各国ではオリンピックどころではないのが現状のようです・・・。

新型コロナウイルスの猛威は収まる様子がなく、変異型のウイルスも出現

感染者は増加の一途をたどり、医療現場はひっ迫状態「とても五輪(オリンピック)をやる状況ではない」という世論が大半を占めるのが現状のようです・・・。

IOCバッハ会長(トーマス・バッハ)の国籍や経歴は?若い頃はイケメン?

オリンピックといえば、ニュースなどでよく見聞きする国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長

テレビなどではなんとなくは見ていましたが、果たしていったいバッハ会長とはどのような人物なのでしょうか?

IOCバッハ会長の国籍やプロフィールは?

IOCのバッハ会長とはいったいどこの国の人物なのでしょうか?

名前 トーマス・バッハ(Thomas Bach)
生年月日 1953年12月29日
出身地 ドイツ(西ドイツ)・バイエルン州ヴュルツブルク
国籍 ドイツ
出身大学 ヴュルツブルク大学法学部
職業 ドイツの弁護士
その他 第9代国際オリンピック委員会 (IOC) 会長、筑波大学名誉博士

2021年5月時点で67歳。

67歳の日本の有名人を見てみると、俳優の石田純一さんやタレントの関根勤さん、女優の竹下景子さんと同い年のようです。

そして、バッハ会長の国籍は「ドイツ」で、職業は弁護士です!

お名前に「バッハ」とあるので、音楽家のあのバッハに関係しているのか?とも思ったりしますが、調べてみたところ、あの「バッハ」とは無関係の血筋でした・・・。

ドイツではよくある名前なのだそうです。

バッハ会長は弁護士であり、IOCの会長であるのですが、なぜか筑波大学の名誉博士号も・・・。

調べてみると2016年10月20日に、筑波大学で講演した折に、筑波大学の名誉博士号が授与されたのだそうです。

講演しただけで名誉博士号が授与されるというのですから、よっぽど素晴らしい講演だったのでしょう。

そして、バッハ会長は1976年モントリオールオリンピックフェンシング西ドイツ代表選手に選ばれ、オリンピック出場していました。

若い頃は(?)イケメンだったようです!!

弁護士の資格を取るほど頭脳明晰でスポーツもできるとは文武両道モテモテだったのでしょうね♪

ちなみにバッハ会長は母国語のドイツ語の他にスペイン語・フランス語・英語に堪能だという、まさに国際派です!

IOCバッハ会長の経歴は?

まずはバッハ会長のフェンシングの経歴を見てみますと、

1971年:世界ジュニア選手権銅メダルを獲得
1973年:フェンシング世界選手権フルーレ団体で出場し準優勝
1976年:モントリオールオリンピックのフェンシングフルーレ団体で金メダルを獲得。
同時に世界選手権優勝
1977年:世界選手権のフルーレ団体で優勝
1978年:ドイツ選手権のフルーレ個人で優勝
同年、フルーレ団体のヨーロッパ・チャンピオンズカップ優勝
1979年:メルボルンの世界選手権にフルーレ団体で出場し、銅メダルを獲得した。

フェンシングの選手として、世界クラスで活躍していました!

そして、その後は、

1982年:第二次国家試験(司法試験)に合格
タウバービショーフスハイムに自身の弁護士事務所を開設
1985年:アディダス(スポーツ用品)国際関係部局の責任者

その後は、連邦経済大臣の中産層顧問団の調整役、フィリップ・ホルツマン株式会社の顧問、タウバービショーフスハイムのミヒャエル・ヴァイニッヒ株式会社の監査役会会長、シーメンスの顧問、シーメンス・スイスの取締役会構成員、MANフェロスタール有限会社の顧問、ニュルンベルク保険株式会社オーストリアの監査役会構成員、バルテック有限会社の諮問委員会委員、ゴルファ・アラブ・ドイツ商工会議所の会長に就任などなど、弁護士としてのキャリアを積みながら、数多くの企業や団体に関わってきました。

そして、2013年9月10日に、第9代国際オリンピック委員会 (IOC) 会長に就任したのです。

バッハ会長が所属しているIOCとは?

テレビなどではよく耳にする「IOC(アイ・オー・シー)」ですが、果たしていったいどのような組織なのでしょうか?

IOCとは英語の「International Olympic Committee」の略です。

日本では「国際オリンピック委員会(こくさいオリンピックいいんかい)」とされています。

本部はスイス・ローザンヌのオリンピックハウスという所にあります。

(スイスは永世中立国で、多くの国際機関の本部が置かれている国です。)

IOCは、近代オリンピックを主催する団体であり、またオリンピックに参加する各種国際スポーツ統括団体を統括する組織とされています。

IOCは国際機関の一つと思われがちですが、非政府組織 (NGO)の非営利団体 (NPO)なのです。

そして、その運営資金主に放映権料販売とスポンサーシップ収入によるとされています。

オリンピックといえば、世界各国のスポンサーがこぞって広告を出して、ちょっと見は華やかな光景ですが、広告にかかるお金ってかなりの額なのですよね・・・。

しかし、IOCにとってはオリンピックとは、4年に一度のビッグ収入チャンスなのです。

IOCバッハ会長が来日する理由は?

2020年から感染が拡大し続けている新型コロナウイルス。

2020年に開催される予定の東京オリンピックが1年延期された2021年でも、世界中で感染が拡大し続けています。

日本の医療現場は既にひっ迫状態で、オリンピックどころではないというのが現場の声です。

プライベートジェットでタラップを降りる際に、手すりすらも触りたくないバッハ会長

新型コロナウイルスが蔓延している日本なのに、なぜバッハ会長は来日しないといけないのでしょうか?

東スポWEBによりますと

言わずもがな、五輪の主催者で開催の決定権を持つのはIOCだ。どの国の誰が中止を提言しようと、最終的にはIOCが決定することになる。

オリンピック開催を主催しているIOCが最終的に五輪(オリンピック)の開催の決定権を持つというのです。

なので、IOCのトップであるバッハ会長が開催国の現状を見るために来日するという事のようですが・・・。

ぼったくり男爵と呼ばれて・・・。

そんなIOCのバッハ会長。

先日アメリカの大手メディアのワシントンポストが、バッハ会長を「Baron von Ripper-Off」と呼び、東京五輪(オリンピック)の中止を要求

日本では「ぼったくり男爵」と訳されています。

もう開催まで時間がない東京五輪(オリンピック)ですが・・・。

オリンピック主催団体のトップすらも来たくない開催国なのに、どうやって世界中のトップアスリートを集めて競技をさせようというのでしょうか?

すでに日本国内の医療現場はひっ迫から崩壊に近づいている所もあります。

今後が全く見通せない新型コロナウイルスの感染。

オリンピック開催よりも、まずは人間の命ではないのでしょうか?

オリンピックってそもそもIOCの収益のためにあるのではないんじゃ・・・?

IOCのトップすらも開催国に来たくもないのですから、もうオリンピックは中止でいいのでは・・・?