田村正和はアルマーニ好き?ダンディー俳優のプライベート私服やスーツは?干場さんも憧れた?

テレビドラマ『古畑任三郎』で大人気の俳優田村正和(たむら・まさかず)さんが4月3日に心不全のためにお亡くなりになっていたことが明らかになりました。

独特の口調と演技で「唯一無二」の存在となっていた田村正和(たむら・まさかず)さん

ダンディな二枚目からコミカルなキャラクターまで幅広い役を演じていらっしゃいました。

田村正和はアルマーニ好き?ダンディー俳優のプライベート私服やスーツは?干場さんも憧れた?

プライベートはほぼ明らかにはされておらず、共演者も「田村正和さんが食事をしている姿を見たことがない」などの伝説も?!

ダンディーからコミカルまで演じた「ザ・俳優!」

往年の映画スターだった阪東妻三郎さん(享年51)の三男として生まれた田村正和さん

お兄さんの高廣さん、弟さんの亮さん兄弟三人揃って「俳優」という「芸能一家」でした。

スポニチアネックスによりますと

俳優の田村正和(たむら・まさかず)さんが4月3日午後4時20分、心不全のため東京都港区の病院で死去したことが18日分かった。77歳。京都市出身。葬儀・告別式は親族で行った。

すでに1か月前の4月にお亡くなりになっていたという事です・・・。

最近はテレビでもお見かけする機会がなかったので、何かご病気でもされていらっしゃるのかと薄っすら思っていました。

田村正和さんは、高校在学中に映画「永遠の人」でデビュー。

しかし、父親の「七光り」で映画の主演を頂いたにも関わらず、全くヒットしない現実を突きつけられ、大変ショックだったそうで「自分は映画の世界では生きていけない」と感じたそうです。

70年フジテレビの昼ドラマ「冬の旅」で注目され、72年「眠狂四郎」(フジテレビ)のニヒルな役どころが評判となり人気に火が付き、哀愁漂う演技が女性の心をつかんだ。その後、「若さま侍捕物長帳」(78年)、田村三兄弟で共演した「乾いて候」(83年)「ニューヨーク恋物語」(87年)、「過ぎし日のセレナーデ」(89年)、「パパとなっちゃん」(91年)などがヒットし、話題となった。

83年にTBSドラマ「うちの子にかぎって…」、87年に同「パパはニュースキャスター」に主演し、これまでとは違ったコミカルな演技で新境地を開き、お笑い芸人らがものまねをするようになると、若い世代にも人気を得た。94年から放送された「古畑任三郎」(フジテレビ)は10年以上演じ代表作の1つとなった。

スポーツ紙各誌は、一面で田村正和さんの訃報を取り上げています。

 

プライベートは明るみにしない「俳優根性」!

田村正和さんのプライベートは、ほぼ明らかにされていません。

フジテレビの『特ダネ』のインタビューでは、スーパーでのロケーション(ロケ)はあるからスーパーは知っているけれども、スーパーに買い物に行くことはないと仰っていました。

そして、ドラマを撮っている現場でも「食堂には行かないで、食事は控室で食べます。」という事で「田村正和が食事をしている姿を見たことがない!」という伝説が広まったようです。

とかくプライベートが謎だらけというミステリアスさに包まれていた田村正和さん。

TBSドラマ『おとうさん』で共演した谷原章介さんは、自身が司会を務める朝の情報番組『めざまし8(エイト)』の中で、

「本当に物静かな方で声を荒らげることもなくて僕みたいな若手にもすごく配慮、気配りしてくださるような優しい方」と言い、その後は会っていないものの「いつでも田村正和という方がこの世にいてくれる、役者として先輩でいてくれるっていう心強さと言いますか、いなくなるだろうと想像もしていなかったことなのでショックを受けました」と話した。

 そして「いつもアルマーニなんですよ。スーツだったりカジュアルな服だとか。柔らかい素材を細身の体で優雅に着こなしてらっしゃって、撮影所の車回しの所にセンチュリーをバッと降りられるとアルマーニで。それがプライベートでスタジオに入る時もリハーサルと時でもいっつもアルマーニ。素敵だなあと思ってました」

谷原章介さん曰く、田村正和さんの私服は「アルマーニ」だったようなのです!

田村正和さんはアルマーニ好きだった?

田村正和さんのファッションスタイルと言えば、ジャケットやシャツをちょっとラフな感じで着こなしてらっしゃるイメージです。

こちらのツイートの画像がすべてアルマーニなのかは不明なのですが・・・。

青山の「アルマーニ」でお買い物をされていた姿が目撃されていました!!

そして、アルマーニといえば干場(ホシバ)さん!

(※干場さんとは『LEON』や『オーシャンズ』など数々の人気男性誌の創刊編集者として“ちょい悪オヤジ”ブームを作ったオジサンファッショニスタです!笑)

そんな干場さん、以前FORZA STYLEの「魁、干場塾!」でこのような事をお話しされています。

干場:「これは『カプリ』っていうモデルで……。俺が、今、世界中で一番最高なんじゃないかと思っている『フィレンツェ』ってモデルがあるだろ? ボタン位置や、着丈の短さとかシルエットが完璧な……。あれの裏地なしの一枚仕立てのジャケットで、より軽くて、よりラグジュアリーなリゾートなんかに似合うモデルなんだ」

サトシーノ:「あ、これ『フィエンツェ』のモデルと同じシルエットなんですね〜。いいなあ、僕もいつか欲しい一着!」

干場:「このジャケットの色ってさ、俺が高校性くらいにやってた『ニューヨーク恋物語』ってドラマがあって。憧れの田村正和さんが、この色のジャケットをムチャクチャ格好良く着てたんだよね〜。確か、黒いシャツに黒いパンツ、そしてその上にティールブルーのような色のジャケットを着ていた。それは色っぽくてね〜。格好良かったんだよ!

サトシーノ:「へ〜!。それは知らないっすね。俺、まだ小2だし……。トレンディドラマ見ないし(笑) またまたジェネレーションギャプ(笑)。しかも田村正和さんに憧れてたなんて初耳ですよ!

干場:「マジョルカ島(笑)? サトシーノ知らないの『ニューヨーク恋物語』??? それは大至急見たほうが良い! あの田村正和さんの役柄はまるで、『プリティーウーマン』のリチャード・ギアばりにイケてる紳士像なんだぜ? あるワンシーンでさ、真っ白いドレスを着た見ず知らずの女性がカフェでコーヒーこぼしてさ。田村正和さんがそこで彼女を待たせてて、新しいドレスを買ってくるっていうシーンとかがマジで格好いいわけ! わかるか?(興奮気味)」

あの干場(ホシバ)さんが憧れていると、かなり興奮気味に田村正和さんについて語っています

アルマーニといえば干場さん!というスタイルも、田村正和さんの影響を大きく受けていたことが判明いたしました!

干場さんだけでなく、田村正和さんのファッションセンスを真似したダンディーさんもたくさんいらっしゃることでしょう。

ネットの反応は?

確かにアルマーニが似合う人だったよな。

今朝久しぶりに往年のお姿を拝見しました。若い頃から瞳の美しい方で本当の二枚目だったんだなと思いました。
そして、内面の感情が表に出てくる小さな表情がとても細やかで、なんて演技の上手な方だったんだろう、と思いました。

アルマーニも田村さんの様なダンディーな方が着るとしっくりきますね。
今時のオラオラ系ときたら、やたらブランド物で固めて品がない…
ご冥福をお祈りします。

どんな時も一流を貫く姿勢に感銘を受けました。

かっこいいなあ、ダンディというより紳士的で時折見せるチャーミングな印象が強いです。

改めて「とても影響力のある俳優さんだったのだなぁ」と感じます。

フジテレビの『特ダネ』のインタビューでは、「親の七光り」であることも自覚され、「このままではだめだと感じられたのが救いだった」と話していました。

そのインタビューを聞いた時に、「ぁー、この方はとても素晴らしく賢い方なんだな」と感じました。

親が大スターだったら、天狗になりそうですが・・・。

しかも兄弟そろって「俳優」だと二番目はあまり目立たない立場になりそうですよね・・・。

しかし、田村正和さんはヒットしなかった映画の『現実』を目の当たりにしてから、「このままではダメだ」自分なりに模索しながら「田村正和」を確立されていったのだと感じます。

プライベートが謎だらけというミステリアスさに包まれていた田村正和さん。

テレビの中の「俳優・田村正和」をどこまでも貫かれた感じがします。

いつまでも私たちの心の中に輝き続けるダンディーイケオジ俳優さんに、感謝です。