日本を代表するボクサーの1人である井岡一翔選手、2020年末にWBO同級1位で世界3階級制覇の田中恒成選手と戦い、井岡選手が勝利し、2度目の王座防衛に成功し、日本人初の世界4階級制覇をしたボクシング界の王者となりました。
そんな井岡選手ですが、この試合での尿検査で引っかかっていたということで、警察に連行され、取り調べを受けることになりました。
なんでも試合前の尿の中に、禁止薬物反応があったということで、JBC(日本ボクシングコミッション)は警察に届けた様です。
結果、、、、
『井岡選手にドーピングの事実は認められなかった。。。』
ということで、今回のJBCの謝罪というか、ホームページにて、有田有平理事長名が、おわびの文書を公表するという事態になったようです。
井岡一翔、薬物疑惑騒動を名誉毀損で訴える⁉︎賠償金はいくら?
この騒動にて、井岡一翔選手は薬物疑惑が解けるまで、SNSを筆頭に誹謗中傷を浴び、家族や関係者、自分の仕事にまで影響することになり、何より名誉を傷つけられたことを訴えており、また、JBCに対し、ドーピングの検査体制や、そもそもの組織体制に対して苦言を呈しております。
気になるのは、、、
名誉毀損ということで訴訟問題に発展するのでは?訴えることにより、組織の体制を刺激することが予想されております。
そして、
気になる損害賠償金はいくらになるのか?というところです。
少し調べてみました!
厳密な金額はわかりませんが、昨年判決が出た亀田三兄弟の例を見てみると、
プロボクシング元世界王者の亀田興毅氏ら3兄弟側が、日本ボクシングコミッション(JBC)の不当な処分で試合ができなくなり損害を受けたとして、JBC側に約6億6千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が31日、東京地裁であった。谷口安史裁判長は「処分は裁量権を逸脱、乱用するもので違法」として、JBCと理事らに計4550万円を支払うよう命じた。
とのこと敗訴しております。事実確認や法律の問題など加味して、行動することができず、思いつきや感情的な行動で失敗している印象です。組織事態に問題がありそうですね。
そして、
今回の井岡一翔選手の件も複数の汚点があり、本来であれば、尿検査の疑いが出ると、定められた手順を踏むと、本人と協議してから警察に通報とするべきところを、直接警察に通報、取り調べという流れになってしまった。
決まった手順を踏めない管理体制により、選手を傷つけてしまうという結果を招いてしまっております。
これは、“名誉毀損”にあたりそうですね。
前述した亀田3兄弟の件で4,550万円の賠償金が支払われているので、今回の件は4550万円以上の賠償金の支払いが命じられるのではないか?と言われております。
まとめ
『井岡一翔、薬物疑惑騒動を名誉毀損で訴える⁉︎賠償金はいくら?』ということでお伝えしてきました。
賠償金に関しては、4,550万円以上の支払いを命じる可能性があるとは言いましたが、井岡一翔選手にとっては、賠償金というよりは、井岡一翔選手の様な騒動が今後、他のボクサーに起こらない様にし、ボクサーの方々が安心して、ボクシングができる環境整備を整えることを訴えております。
ボクサーにとって、安心して戦える環境と組織体制を早く整えてほしいですね。
参考までに↓↓↓
『JBCの永田有平理事長はオンライン会見で「直接謝罪したい」「(名誉回復のため)HP上で潔白を明らかにしたい」と頭を下げたが、専門家への独自調査でJBCの杜撰な検体管理を暴き出した服部真尚弁護士は「JBCに自浄能力はない」と見ている。
「HPのどこを見ても名誉回復に繋がる記載はなく、『プレスリリース』の中に報道各位宛ての短い詫び文があっただけ。唖然としました」
JBCは亀田大毅の試合でも管理責任を問われて裁判になっており、昨年1月には4550万円の支払いを命じる判決が下っている。井岡陣営が「誠意がない以上、謝罪は受けられない」と態度を硬化させるのは当然だ。
JBC上層部の辞任は最低限。組織を解体し、選手が安心して戦える体制に作り直すしか道はない。今回の事件で敢えてプラス要素を探すなら、4階級王者という発信力や影響力のある僕が被害に遭ったこと。二度とこんな悲劇が起こらないよう動くことが、今後の僕の使命だと思っています。引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e301560e0f48c30c0cbae954750e764af1f2c674』