2019年9月、茨城県境町の住宅で夫婦が殺害され、子ども2人が重軽傷を負った事件の容疑者として2020年5月7日に逮捕された岡庭由征(よしゆき)。
当時中1だった長男も殺害しようとした疑いで再逮捕されたと5月29日の朝日新聞で報道されています。
その際に使った催涙スプレーが熊よけ用だった可能性があるとのことで、熊よけ用スプレーとは何か調べてみました。
岡庭由征(よしゆき)と茨城県夫婦殺害事件とは?
岡庭由征(よしゆき)が容疑者として逮捕されて約1ヶ月近くが経ちますが、子供たちにも重症を負わせ殺害しようとしたとして再逮捕されています。
岡庭容疑者は19年9月23日午前0時40分ごろ、小林光則さん(当時48)宅2階で、当時中学1年の長男(14)を殺害しようと両足などを刃物で切りつけて重傷を負わせたほか、小学6年だった次女(13)の両手にスプレーのようなものをかけて両手などに軽傷を負わせた疑いがある。
事件の際、次女に催涙スプレーがかけられたとされていますが、その催涙スプレーと同じ成分を含む熊よけ用のスプレーを岡庭由征容疑者が購入していたことが判明しています。
小学6年だった次女(13)の両手にスプレーのようなものをかけて両手などに軽傷を負わせた疑いがある
軽傷を負ってしまうほど強力なスプレー。。。
このスプレーと同じ成分の熊よけ用のスプレーにどんな効果があるのか調べてました。
岡庭由征(よしゆき)が買った熊よけ用スプレーとは?
熊よけスプレーとはその名通り、「熊と遭遇した時に頼りになるスプレー」。
登山をされる方には、持っていた方いいアイテムかもしれません。
熊よけスプレーの主成分は唐辛子で、熊の頭部に噴射することで、唐辛子の成分が目や鼻、口などの顔全体にかかります。
この主成分が唐辛子のスプレーがかかると強烈な痛みと刺激臭を感じるため、熊が退散してしますそうです。
熊撃つのかわいそうとか、猪撃つのかわいそうって言う人は一度彼らと対峙してみたら良い。
絶対にそんな綺麗事言えなくなるから。
熊のマーキングの爪痕を見ただけで私は緊張が走りますよ。
山に入るときはどんな時でも、熊よけの鈴とスプレーは持ち歩きますもん。— 猫島いづる (@iduru_nekojima) May 1, 2021
紅葉が楽しみな季節になりました。登山を計画中の方は天候の急変や日照時間が短いことに注意が必要です。雨具やヘッドライト等、服装や装備はしっかり準備しましょう。熊の行動が活発な時期です。事前に出没情報を確認し、熊鈴や熊よけスプレーを携行する等、対策は万全に。登山届の提出もお忘れなく。
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) November 10, 2020
熊が逃げてしまうほど強力なスプレーを人間がかけるとどうなってしまうのでしょうか?
岡庭由征(よしゆき)が買った熊よけ用スプレーを人間にかけるとどうなる?
強烈な痛みと刺激臭で熊が逃げてしまう熊よけスプレー。
その強力なスプレーを人間にかけるとどうなってしまうのでしょうか?
調べた結果、人間の皮膚にかかってしまうと水膨れやただれ、目に入った場合は視力が低下し、失明の危険もあるとのことです。
肌にかかってしまうだけで、水膨れやただれになってしまうほど強力なスプレー。
そのスプレーを当時小学6年生の少女にかけたと考えるととても恐ろしいですね!
対人用の撃退スプレーは熊に効果はあるのか?
ちなみに、対人用の撃退スプレーを使った場合に、熊よけスプレーと同じような効果があるのか調べてみましたが、結果、効果は無いそうです!
効果がないだけならまだいいのですが、逆に熊を刺激して怒らせてしまう場合があるそうなので、登山の時は必ず熊よけ用スプレーを持参するようにしましょう!
岡庭由征(よしゆき)が使ったスプレーは熊よけ用?どんな効果があるの?まとめ
今回は岡庭由征容疑者が使った催涙スプレーと同じ成分の熊よけ用スプレーについて調べてみました。
強烈な痛みと刺激臭で熊を撃退してしまう熊よけ用スプレー。
人の肌にかかってしまうと水膨れやただれ、目に入ってしまうと失明してしまう可能性もあるとのことで、使い方次第ではかなり怖いものになってしまうことがわかりました。
人間の使い方次第では、身を守ことにも狂気にもなってしまうスプレー。
この事件のようなことが二度と起こらないことを願っています。